デイヴィッド・ミッチェル 北川 依子 早川書房ボーンクロックス ミッチェル デイヴィッド キタガワ ヨリコ 発行年月:2020年08月20日 予約締切日:2020年06月16日 ページ数:648p サイズ:単行本 ISBN:9784152099556 ミッチェル,デイヴィッド(Mitchell,David) 1969年、イギリス・ランカシャー生まれ。
ケント大学を卒業後、英語講師として広島に滞在する。
日本滞在中に執筆した長篇デビュー作Ghostwrittenがガーディアン紙の新人賞に選出されるなどして、注目を浴びる。
2作目の『ナンバー9ドリーム』と3作目の『クラウド・アトラス』はつづけてブッカー賞最終候補に選出。
『クラウド・アトラス』は、ネビュラ賞、アーサー・C・クラーク賞の候補にもなり、2012年に映画化された。
その後刊行された長篇Black Swan Green、『出島の千の秋』もつぎつぎとブッカー賞にノミネート。
また、2013年には、東田直樹『自閉症の僕が跳びはねる理由』の英訳を刊行。
『ボーン・クロックス』は、2014年のブッカー賞の最終候補に選ばれ、2015年に世界幻想文学大賞を受賞。
現在は、妻と2人の子供と共にアイルランドで暮らしている 北川依子(キタガワヨリコ) 東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1984年夏、英国グレイヴゼンドのパブの娘ホリー・サイクスは、母との喧嘩で家出したある日、老婆エスター・リトルと出会い、不思議な約束を交わす。
1991年、ケンブリッジ大の小賢しい学生ヒューゴ・ラム、2004年、イラク戦争を取材する仕事中毒のジャーナリストエド・ブルーベック、2015年、才能の枯渇した作家クリスピン・ハーシーー彼らはそれぞれの日常の中で、ホリーとのささやかな邂逅を果たし、いっぽうホリーは彼らと交差する人生の背後で、“時計学者”と“隠者”との永遠に続く戦いに巻き込まれていく。
そして2046年、自然災害が頻発するディストピアと化したアイルランドで、死を前にして静かに暮らすホリーは、ボーク・クロックス“骨でできた時計”の意味を悟るー。
ひとりの女性の人生を舞台に、6つの物語が展開する壮大なるサーガ。
世界幻想文学大賞受賞。
ブッカー賞ノミネート。
本 小説・エッセイ 外国の小説